2012年08月01日

『本棚の中のニッポン』読書ナビ

 
 『本棚の中のニッポン』について、まだ読んでない方、これから読む方は、こういうふうに読んでみたらいいかもですよ、という案内。
 (「読まなくてもわかる『本棚の中のニッポン』」@ku-librariansでのプレゼン再録です。)


1.「立ち読みでいいや(テヘっ☆)」という方
 超短時間で、立ち読みでさくっと終われるくらいのマッハの速度で読んで、本書の表層をざっくりと知れればそれでいいかな、というくらいの方は。
 ・序章
 ・第1章
 ・第5章
 何のことを言ってる本なのかと、それ言って何になるんだということ、それと、その話題をとりまく世界観的なものと現状がざっくりとわかります。
 なので、これだけ読んでればなんとかなります。いやもう、ここだけ抜き出してネットにupしといてもいいくらい。早ければ10分くらいで終わるんじゃないでしょうか。

2.「『読みましたよ!』って話を合わせたい」レベルの方
 読んでもいいんだけど、あんま時間ないし、時間とれないし、でもせっかくだからたとえば江上に会ったときに「あの本読みましたよ」って言って、まあまあそこそこ程度に話を合わせられるようにしておきたいんだけど、ていうくらいの方は。
 ・序章
 ・第1章
 ・第5章
 に加えて
 ・第2・3・11章あたりを流し読み・つまみぐい
 この本の主題と世界観に加え、具体的な固有名詞と事例が登場しますので、個々の機関・組織の様子がうかがえる、という感じになります。全部の事例を拾う必要はなくて、ちょいちょいのぞく感じでいいんじゃないかと思います。
 これくらいであれば、うんまあ、もうこの本を読んだことになる、と言っちゃってもいい感じです。

3.「なんだ、この程度か。読み足りんな・・・」とおっしゃる方 
なんと、そんなふうに思っていただけるとは、ありがたい限りです。
 そういう方のために、各章・節で《参考文献》が挙げられているのですが、そのうちのいくつかに”解題”を付けておきました。それを読めばどういうことが書いてあって何がわかりますよ、ということを、まあ自分なりにというレベルでしかありませんが案内しています。ぜひ本書で完結することなく、広くあちこちへつながっていってほしい、と願っている感じです。

4.「こんなんじゃダメだ、もっとちゃんと勉強したい!」ですって!?
 でしたらぜひ、直接触れにいってください。
 本書で紹介している、eastlib(海外の東アジア研究分野のライブラリアンが参加しているML)やH-Japan(海外の日本研究の研究者・学生・専門家などが参加しているML)に実際に参加して、読むだけでなく投稿もしてみるとか。NCC(北米の日本研究ライブラリアンのコミュニティ)やEAJRS(ヨーロッパの日本資料専門家・ライブラリアンのコミュニティ)のニュースレターやwebサイトをチェックして現在の活動をごらんになるとか。CEAL(北米の東アジア研究分野のライブラリアンによるコミュニティ)の機関誌であるJEALはオープンアクセスで全文公開されているので、これもぜひおすすめです。
 これで勉強していただいて、のちのち、本書を大きく踏み越えるような2冊目がどなたかの手によって執筆されてくれれば、・・・・・・計 画 通 り w


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posted by jbsblog at 19:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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