2012年05月31日

〈お知らせ〉(5/31)Amazonの在庫状況について


 Amazonさんで新刊書によく見かけるパターンですが、在庫情報が「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。」(2012/5/31)となっています。かといって入手できないわけでも買えないわけでもありません。入荷した本の整理が付き次第、在庫ありになるはず、だとのことです。安心してご注文下さい。

 版元ドットコムさんは現在(2012/5/31)「在庫あり」表示が出ています。
 http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-70588-4.html
 もしくは、わたしに近々会う予定のある方は、お声がけ下さい。
 
 決して出版社で在庫切れとか、ましてや販売中止とか、販売差し止めとか、わたしが土壇場で恥ずかしくなって買い占めたとか、そういうことではない、と、思います。
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〈正誤情報〉(ニューヨークテロの日付)

〈正誤情報〉

269頁 20行目
 ×「2011年9月11日」
 ○「2001年9月11日」

ラベル:正誤情報
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なぜ『本棚の中のニッポン』というタイトルなのか、という話(その1)


 なぜ『本棚の中のニッポン』というタイトルにしたのか、どういうふうに考えたのか、ということをなんとなくメモしておこうと思います。

 まず、「ニッポン」という言葉を使うだろうな、ということはわりと自分の中で決まってて、それは、「海外から見た日本」を単語で端的に表そうとすると「ニッポン」か「ジャパン」か「NIPPON」「JAPAN」なので、その中でも、米国・英語圏限定じゃない、世界全体から見た日本、という考え方で。
 「日本」だったら日本だなあとしか思わないけど、「ニッポン」と書くと、あ、世界の中における、海外から見たニッポンのことなんだろうなあ、というふうにすっと理解してもらえるのではないかと思いました。

 では、書いてることの多くは図書館のことだからというので「図書館」という単語を入れるかというと、いやちがう、確かに図書館の話題メインではあるんだけど、誰に向けて書いたかと言えば決して図書館関係者のほうしか向いてないのではなく、それ以外の学術・研究・出版・情報・文化にかかわるさまざまな立場の人に向けるということを意識して書いたし、読んでもらえたらと思っているわけなので、それを主タイトルにでかでかと「図書館」と書いてしまうと、図書館以外の人の手が遠のいてしまう、あ、自分には縁の無い、縁遠い話なんだろうなとスルーされてしまう、ましてや一般の人なんか視界に入れてくれそうにない。ですので、まあ少なくとも主タイトルに「図書館」は入れないだろう、ということになります。
 とはいえ、やはり図書館関係者の目をひきたい、とめてほしい、という想いもあります。ぶっちゃけ、タイトルに「図書館」と入っている方が図書館に蔵書として買ってもらえやすいだろう、という考えもあります。では、サブタイトルのほうにはがっつり入れておこう、ということになります。一般の方に比べ、図書館関係者ならサブタイトルを無視せずがっつり見るにちがいないので。
 という感じで、一般の人向けにキャッチーで、限定的な言葉を使用しない主タイトル。図書館関係者向けに「図書館」を堂々と宣言した、具体的説明的文言のサブタイトル、という構造にしてあります。


 続く。

 その2 http://jbsblog.seesaa.net/article/273445462.html
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2012年05月26日

見本が届きました 

mihonatnbk.jpg

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〈お知らせ〉6/22 ku-librariansにて登壇します


 6/22(金)、ku-librarians勉強会の第149回に、『本棚の中のニッポン : 海外の日本図書館と日本研究』出版記念企画として登壇します。

 勉強会の予定 http://kulibrarians.g.hatena.ne.jp/kulibrarians/20120622/1337786646

 タイトルはまだ決まっていませんが、今回は「読まなくてもわかる『本棚の中のニッポン』」ていうタイトルで表わされるような内容にしようか、とか考えています。

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2012年05月24日

〈Q&A〉いつ発売なの?

Q:いつ発売なの?

A:東京では5月31日、地方ではその1-2日あとだとのことです。

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どんな読み手を想定しながら書いたか、という話


 1冊の著書という、いままで経験したことのないサイズ・形式の執筆ごとをやろう、というのにあたって、自分の中でいかに書きやすい、筆の進む環境を整えようか、というのがひとつの結構重要なポイントだったように思うのですが、今回は、「この人に向けて、書こう、語ろう、説明しよう」という具体的な”想定の読み手”というのを念頭に置いて書きすすめる、ということをやってみました。そうすれば、ぼんやりとしたつかみどころのない相手に向けて書く、よりは、かなりぐっと筆が進むようになるんじゃないか、という考え方です。

 本書の執筆にあたって、主に念頭に置いていた”想定の読み手”は3人です。
 (注:その3人以外のことは考えなかった、というわけではもちろんありません。)

 ひとりは某大の図書館員で、入って2-3年目くらいの後輩の人。図書館実務の経験は一応あるし、基本的な図書館知識・図書館用語はわかってくれるだろうけれども、海外の図書館事情などにまで詳しいわけではたぶんないし、日本のことだって知らないことも多いだろうから、ちょっと踏み込んだことには丁寧に説明しないといけない。好奇心旺盛、勉強熱心な相手なので、ごまかしや手抜きはできない以前に、こちらとしてもしたくない。もし「もっと知りたい」と言われたら、こういうのを読んでみたらいいよ、という案内をしてあげたい。といって受け身で聞くだけではなく、的を射たコメントや発言を臆せずに聞かせてくれるので、こう質問されたらこう補足しないとな、という想定がしやすい。
 後輩に、教えたい、伝えたい。そのために、わかりにくさとか、長くてくどいとか、退屈だと思わせるところのないように。それができているだろうかという目安としての、想定の読み手。

 もうひとりは新進気鋭の若き図書館学研究者の人。多才なキレ者で、こっちがちょっとでも曖昧でいい加減なことを言おうものなら、容赦なくつっこみ叩いてくれそうな人。なので、細かいところもきちんと説明できるように、自信のない箇所はあらためて調べ直しておかないと、なんとなく書いてしまいました、では通用しない。○○とはどういう意味なのか。こう書いてあるけど、この考え方はおかしくないか。加えてこの方は、先ほどの後輩の図書館員とは違って”実務”まわりの経験があるわけではないので、実務者なら当然のような事情や概念であっても、それを自明かのようにすっとばしてしまわないよう、読者に向けてちゃんと説明を加えないといけない。
 それからもうひとつは、研究者という立場では知り得ない、あるいはふだん接しないであろう種類の情報・知見をお見せして、いかに喜んでもらえるか、という心構え。自分は研究者ではないし、この本を研究書として書くことはたぶんできないし、するつもりもない。研究者の人が書く研究書とどこでどう”差”をつけていくか、というのは取り組み前にわりとじっくり考えた課題だったのですが、読み手に、興味は持ってくれるだろうけど実務者ではない研究者、を想定することによって、いかにその人の手持ちカードになさそうな話題をひねりだせるか、ということを意識しつつ。

 そしていまひとりは、世に言う”最初の読者”たる編集者の人。図書館関係者じゃない。大学関係者でもない。そして、この本は大学関係者・図書館関係者に限って書いているわけではそもそもない。でも自分自身、図書館業界にどっぷり漬かってしまって「OPAC」「請求記号」なんて言葉を呼吸するように使ってしまっているわけなので、そういったことのないように、なぜILLというものがあるのか、なぜ目録が必要なのか、検索できる/できないとはどういうことなのか、そういうことから、無精せずに、あきらめずに、説明する。その監視役としての、読み手。

 というような3人の方を想定して、たとえば用語の選択に迷ったとき、この説明は加えるべきか省くべきか判断するとき、何に紙面を割いて何には割かないのかをプランニングするとき、といった折々で、顔色とご機嫌をうかがい、ときに叱られながら(叱られてたw)、どうにかこうにか筆を進めることができたのでした。

 (注:3人のキャラクターはフィクションであり、実在の人物とは、っていうことにしておきましょうよねw)


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2012年05月22日

〈お知らせ〉ku-librariansにて共同購入の募集が始まりました。


 京都大学図書系職員勉強会・ku-librariansにて、本書の共同購入企画が始まり、現在募集が行なわれています。
 webサイト: http://kulibrarians.g.hatena.ne.jp/kulibrarians/20120622/1337786646
 twitter: @kulibrarians


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2012年05月18日

〈各章紹介〉付録:海外の日本研究・日本図書館についてのパスファインダー


付録:海外の日本研究・日本図書館についてのパスファインダー

 「パスファインダー」というのは、図書館での情報サービスなんかで最近よく使われるようになったものなんですけど、あるテーマについてほとんど初めての人が何か調べよう、ってなったときに、その「パスファインダー」にリストアップされている基本図書や辞書・事典やデータベースにまずあたって、読んだり検索したりしてみれば、そのテーマのだいたいおおまかなことが効率的につかめるようになりますよ、っていう、初学者向けの道案内ツールです。
 本書の巻末に、海外の日本図書館や日本研究について知りたい、という人のための「パスファインダー」を収録してみました。機関のディレクトリ・データベースや、各国の様子をざっくりつかむことができるwebサイト、年表、第3章で紹介したコミュニティが発行するニュースレター、日本研究者やライブラリアンが多く登録しているメーリングリストなど、海外の日本図書館や日本研究をざっくり概観できるツールについて、それぞれ解題しています。
 この本を読んで、海外の日本図書館や日本研究に興味を持って、自分なりにさらに追ってみよう、と思う人がひとりでも増えてくれたらいいなあ、と思っています。

・「日本語教育国別情報」. 国際交流基金.
http://www.jpf.go.jp/j/japanese/survey/country/
・Japanese studies series / 国際交流基金
・『海外日本研究機関要覧』. 福岡ユネスコ協会, 2007.
・『海外日本研究機関一覧』(2005年版). 国際日本文化研究センター, 2006.
・『日本研究』(第10集). 国際日本文化研究センター, 1994.8.
http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/research.html
・Council on East Asian Libraries
http://www.eastasianlib.org/
・Journal of East Asian libraries / Council on East Asian Libraries.
https://ojs.lib.byu.edu/spc/index.php/JEAL/
・「CEAL Online Directry」. Council on East Asian Libraries.
http://www.eastasianlib.org/cealdir/index.htm
・「Council on East Asian Library Statistics」. Council on East Asian Libraries.
http://lib.ku.edu/ceal/stat/
・Eastlib, the Listserv for East Asian Librarians.
http://www.eastasianlib.org/Eastlibinstructions.htm
・H-Japan Discussion Network
http://www.h-net.org/~japan/
・North American Coordinating Council on Japanese Library Resources.
http://guides.nccjapan.org/
・European Association of Japanese Resource Specialists.
http://eajrs.net/
・Books on Japan. 国立国会図書館.
 http://www.ndl.go.jp/jp/publication/books_on_japan/

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2012年05月14日

〈各章紹介〉第12章:情報発信を考えるヒント


第12章:情報発信を考えるヒント

●概要
 本書では、海外の日本図書館がどのような現状にあり、どのような課題やニーズを抱えているかについて、紹介してきました。では日本の図書館やその他の学術機関・文化機関やそれに携わる我々は、どのようにそのニーズに応えることができるでしょうか。
 第12章では、”足りていない”と言われがちな、日本から海外への情報発信について考えてみます。日本の図書館は、我々は、海外に向けての情報発信をどのように行なっていけばよいだろうか。どのような姿勢でそれにのぞめば、効果的・効率的に資料・情報を海外に伝えることができるだろうか。そのことを考えるため、オハイオ州立大学のライブラリアンの方による情報発信活動を紹介し、また国内のさまざまなwebサイト・サービスその他を「考えるヒント」として取り上げます。

●小見出し
Maureen Donovanさんが実践する情報発信
wikiを活用して情報を編む
社史wiki
メインストリームに流す・つながる
情報発信で何を変えたいのか
考えるヒント集

●参考文献
・「Japanese Studies」. Ohio State University Library.
 http://library.osu.edu/wikis/library/index.php/Japanese_Studies
・Maureen Donovan, Shirin Eshghi. 「Japanese Collections as Learning Centers : Connecting Collections With Users Through Web 2.0 Technologies」. (2008CEALにて発表).
 http://www.eastasianlib.org/cjm/Minutes/CJMDonovan.ppt.
 >>wiki、blog、Facebook、deliciousなどを使って、日本研究に有用な資料・情報を効果的に発信・提供することについて提唱している、レクチャーの配付資料です。
・Maureen Donovan. 「Mastering the art of connecting in today’s global information society. Knowing why, when and how best to “connect.”」. (2010NCCにて発表).
 http://www.nccjapan.org/3DConference/pdf/3-D_Social_Networking_Web_2.0_Post.pdf.
・社史wiki(The Japanese Company History Wiki).
 http://library.osu.edu/wikis/shashidb/.
・グッド長橋広行. 「Japanese Company Histories Interest Group (Shashi Group) : 北米における社史研究の現状」. 『専門図書館』. 2011, 246, p.36-38.

・笠間書院 kasamashoin online
http://kasamashoin.jp/
・実業史研究情報センター・ブログ 「情報の扉の、そのまた向こう」
http://d.hatena.ne.jp/tobira/
・リブヨ
http://libyo.web.fc2.com/
・リブヨ・ブログ
http://libyo.jugem.jp/
・NIHONGO eな(いいな)
http://nihongo-e-na.com/
・カーリル プロフィール 関西国際センター図書館
 http://calil.jp/profile/国際交流基金関西国際センター
・NPO法人宮城歴史資料保存ネットワーク
 http://www.miyagi-shiryounet.org/
・WINE 早稲田大学学術情報検索システム
 http://wine.wul.waseda.ac.jp/
・菅谷明子. 「評価を高めたテロ事件への対応」. 『未来をつくる図書館 : ニューヨークからの報告』. 岩波書店. 2003, p.92-102.
・saveMLAK
 http://savemlak.jp/
・(短信)海外日本研究と図書館」
http://twitter.com/JLA_line
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